アルバイト仲間に手伝ってもらった私の引越し

私は東京での学生時代に、住み込み寮で暮らしながら働く新聞奨学生でした。 家庭の諸事情もあって、私は学生時代に親からの仕送りが一切なかったので、東京での学生生活を送るには新聞奨学生しか自分の見つけられた手段がなかったのでした。

新聞奨学生の生活は、私の場合、毎日2時半には起床してチラシを新聞に折込み、4時から配達するという毎日でした。そして昼の15時ごろから夕刊を配り、平日1日のみ交代休日を取っていました。 1年間働けば、その年の学費は返済なしで全額支払われ、住み込み寮の家賃も無料で朝晩の食事もついていました。

なので、待遇は好条件だったのですが、朝が早いため、大学の友人たちと飲みに行ったり遊びに行ったりすることもできなかったため、私は敷金礼金、生活費をためてアパートで一人暮らしをする計画を立てました。

アパート入居後は当面の生活費も必要なので、私は守銭奴と化し、貯金ばかりしていました。 そしてようやく引越しまでたどり着き、新聞奨学生を辞めることとなりました。 引越しは荷物が少なかったので、引越し業者にはお願いせず、自力で行なおうと考えていました。 しかし山手線沿線内に最寄り駅がある住み込み寮から、多摩川を越えた場所にあるアパートまで荷物を運んでいくには遠すぎて、私は住み込み寮の仲間に引越しを手伝ってもらいました。

私は当時はまだ自動車免許証がなかったので、2トン車のみレンタルし、あとは住み込み寮の仲間にアパートまで運転してもらいました。 引越し作業が終わってから、私と仲間たち2人といっしょに食事をし、私がお礼におごったのですが、今となっては懐かしい思い出です。